小谷クリニックでは外来一般診療の他、定期往診・訪問看護などの在宅医療にも取り組んでいます。

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コラム

小学校同窓会に出席して

2009.12.7 / 8:46 AM

卒業後47年経過した小学校の同窓会が11月22日に高知市で開かれ出席した。二十余年前に一度出席したことがあり、そのとき以来の方も、47年ぶりの方もいた。

卒業後も高知で過ごしている方々には、地元でのつながりがあり、高知県民なら当たり前の事が私には分かっていないことも多々あるはずで、高知を離れて46年経った私と、うちとけた話もできないのでないかとも思っていたが、そんな心配もなく、垣根なしで歓談できた。

小学校時代の思い出話や、昔住んでいた地域の変貌振りや、担任の先生や他の同級生の近況など話は尽きず、時間が足りないくらいであった。 47人中14人の出席を数えたが、卒後半世紀近くを経た小学校の同級会としては、たいしたものだと思う。

還暦近い面々の集まりであるから、病気の話題も多く、それらについては私と、もう一人の同級生医師(ノブちゃん)に向けられることが多かった。中には、メタボ疾患の治療を受けている方が多いようであった。

自分のクリニックでの診療に忙殺されていると、個々の患者Aさん、Bさん、Cさん、・・・・・のことで頭がいっぱいである。この2泊3日の旅行中にも、定期往診をしている40名あまりの在宅患者さんからは、変化があれば携帯電話連絡が入ることになっており、仕事から完全に解放されているわけではない。そんな日常の中では、当然のことなのに、全国でも医療を受けている同時代人がいることに思いが至らないことがある。遠方での同窓会に出席して、この時代の日本の医療の全体像にも気配りしなくては、と改めて思った次第である。

後期高齢者医療保険、医師看護師不足、医療崩壊、救急医療でのたらい回し、老々介護、今は新型インフルエンザ・・・問題は山積である。政権が変わったが、国民の期待する医療福祉が実践されていくか、町医者としても見つめていこうと思う。

それにしても今年は小中高大のすべての卒業教育機関の同級生から、クラス会の案内が来た(高校は神奈川県在住者のクラス会だが)。中学と大学は、都合がつかず欠席させていただいたが、還暦あたりというのは、人生を振り返る年齢のようである。

院長 小谷 利克