小谷クリニックでは外来一般診療の他、定期往診・訪問看護などの在宅医療にも取り組んでいます。

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コラム

放射線部のご紹介

2010.3.2 / 9:42 AM

ホームページリニューアル後、3か月を越えました。思いのほか訪問してくださる方が多く、喜んでいるところです。今後、クリニックの紹介を兼ねて、院内各部署を順にその仕事内容、最近の話題、皆様からの御質問などに触れたシリーズを掲載することにいたします。まずは放射線部の技師長からのレポートです。 (4月には新任医師のご挨拶を紹介する予定です)

放射線部より

当クリニック放射線部には X線CT、MR、一般撮影装置、透視撮影装置、骨密度検査装置、ポータブルX線装置 があります。

X線CTは、主に頭部・胸部・腹部などの「輪切りの写真」を撮ります。エックス線撮影だけでは見つからない超早期の肺癌が見つかり助かった例もすでに数多くあります。肝臓や胆嚢・腎臓などの癌・結石発見にも威力を発揮します。また「輪切りの写真」だけでなく、カラーの3D写真を作ることが出来ます。各種臓器が立体的に描出され、とても分かりやすい写真です。

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MRは、脳や関節・骨などの断層写真が撮ることができ、微細な疾患も分かるのでありがたいのですが、「工事現場のような騒音」と狭さが少し嫌がられるところです。当クリニックのMRはその中では音も軽微な方で、またオープンタイプなので、中が少し広く出来ています。狭いところが嫌いな人でも大丈夫だったと喜ばれています。脳梗塞、認知症などの気になる方は是非、受けてください。

X線透視撮影装置は、バリウムを使って 胃透視や注腸エックス線撮影をしています。また、骨折の整復にも使われます。日本人に多い胃癌発見には、胃カメラとともに重要な位置を占めています。

骨密度検査装置は、定期的に骨密度を測定してグラフで出しています。 骨粗鬆症が進んできていないか、グラフの傾きが気になるところですね。特に閉経後の女性には必要な検査といえるでしょう。

ポータブルX線装置は、定期往診を受けておられる寝たきりの患者様の御自宅に行き、X線写真を撮ります。寝たきりの方に多い、肺炎や骨折の有無が、病院まで搬送しなくても分かります。在宅での、よりよい治療につながっています。

以上のような機器を駆使して皆様の健康増進に貢献するつもりでおりますので、放射線診断をご希望の方は、各科を受診時に医師に御相談ください。

さて、私たちは、X線を使って検査しているわけですが、皆様によく聞かれるのは被曝線量のことです。医療機関での放射線診断に使われる線量は健康被害につながる量ではないのですが、それをご理解いただくのに適切な資料として、インターネットに公開されている春日部厚生病院放射線科のホームページの一部を御紹介したいと思います。

その中では、自然放射線と人工放射線があることが述べられ、更に幾つかの場合での線量が、それぞれについて例示されています。

(以下の資料は春日部厚生病院放射線科のご厚意で掲載させていただいております。)

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以上です。

参考になりましたか。各種の放射線診断に使われる放射線量が、それほど大きいものでないことが分かっていただけたでしょうか? 日常生活の中でも自然放射線を浴びていることもお分かりいただけたと思います。

私も、勉強になりました。もちろん、不要な被曝を避けることには留意しつつ、必要な検査は積極的にお受けになることをお勧めします。

私たちも、皆様に、よりよい検査をしていきたいと思います。

これからも、よろしくお願いいたします。

(放射線部技師長 服部)