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コラム

クリーブランド便り (2)

2011.11.5 / 4:12 PM

こんにちは。小谷知弘です。

しばらくご無沙汰いたしましたが、いかがお過ごしでしょうか。前回から4か月以上も経ってしまいましたね。

11月に入り日本もだいぶん寒くなってきたかと思いますが、こちらは、本日の予想気温は最高57°F、最低41°Fとなっています。

アメリカでは温度の単位に華氏(ファーレンハイト度)を用いているので、摂氏(セルシウス度)でいうと、最高13.9℃、最低5.0℃となります。

2、3日前には最低気温は0℃以下となり霜が降りていましたので、これでも少し暖かく感じます。

アメリカには日本と違う単位が多く使われています。

「通貨」の単位は、ドルです。これは大体、1ドル=100円、1セント=1円くらいの感覚でいけるので大丈夫です。(最近の円高で、実際は1ドル=78円くらいです)

ところが、「重さ」や「長さ」や「容積」、それと上記の「温度」などには、ずいぶんと混乱させられます。

「重さ」はポンド、オンスを用いるのですが、1ポンド=453.59237グラム、しかも1ポンド=10オンスではなく16オンスと変則的です。

「長さ」はヤード、フィート、インチで、1ヤード=0.9144メートル、1ヤード=3フィート、1フット=12インチとこれまた変則的です。

「容積」はガロンで、1ガロン=4.54609リットルです。

渡米前から単位が違うこと自体は知っていましたが、実際にこの単位の中で生活してみると、感覚的に量が捉えにくくなんだか奇妙な感じがしました。

スーパーに行くと肉はもちろん野菜や果物までもがポンドあたりの価格表示ですからバナナ1ポンドいくらと言われても何本くらいなのかさっぱり分からない、身長・体重も当然フィートとポンドですので身長何フィート?体重何ポンド?なんて言われても分からない、ガソリンもガロン当たりの価格表示のうえ走行距離はマイルですから燃費も簡単には分からない、という具合です。

ただ、その中でも時間の単位だけは日本と同じで、1分はこちらでも1分、1時間は1時間、1日は1日で、これには本当に助かり、「ほっ」としました。

最近は慣れてきたというよりも、数字を見かけても日本で言うとどのくらいになるのだろうかなどと考えなくなってしまっているようです。

一方で職場の同僚(アメリカ人)達は、普段はヤード・ポンド法に生きているはずなのですが、実験になると試薬の量を○○mgや○○mLと言ったり、4℃で保存とか-20℃で保存だとか言ったりしており、こちらの人たちは両方の単位系の感覚を持ち合わせているのかなあと不思議に感じたりします。

里・尺・寸とか貫・升・合などの日本の昔の単位を現在でも使っているような感じなのですかね。

寒くなりますので、皆様どうぞお体にお気をつけ下さい。

最後に、仕事をしている写真を撮ることができたので載せさせていただきます。ではまた次回に。

写真1:研究室から1枚

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写真2:クリーブランド美術館での近影

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2011年11月3日 小谷知弘